2025年7月25日4:10頃、太陽と月が獅子座2度で重なり、新月を迎えます。

今回の新月は、1ハウスという「わたし自身」の領域で起こり、「私らしさとは何か?」という根源的な問いかけを私たち一人ひとりに投げかけてきます。
★この新月の3つのポイント
- 誰のためでもない「私らしさ」を選び直すタイミング
- 自分の在り方が自然と「使命」とつながる流れ
- 変容と導きの宇宙的サポート(クレイドル)による後押し
★新月のサビアンシンボル:獅子座3度「長い髪を肩におろし、ノーブラで若々しい服を着た中年女性」

このサビアンシンボルは、年齢や常識、立場といった「外から与えられた役割」を超えて、内側から湧き上がる「今のわたし」に正直になる勇気を象徴しています。
★アセンダント:蟹座25度「右肩に突然かけられる黒い影またはマント」

アセンダントのシンボルは、「見えない力によって役割を与えられること」を示しています。
それは「責任」や「導く立場」を任されるような場面かもしれません。
ただしそれは義務ではなく、「あなたの在り方が誰かの光になる」という、自然な影響力としての使命感です。
★宇宙からのサポート:クレイドルの配置
4つの惑星による2つの小三角形(クレイドル)が新月を包むように組まれています。
- 双子座天王星:変革の知恵と気づき
- 牡羊座土星&海王星:理想を形にする粘り強さと霊的直感
- 水瓶座冥王星:根底からの刷新と集団意識との接続
これらは、「わたしを生きることが誰かの役に立つ」という、新しい時代の使命をそっと後押しするような配置です。
外側からのプレッシャーではなく、内側からの力が静かに目覚めていく。そんな感覚に満ちた新月です。
この新月は、「私を生きること」と「人のために何かができること」がつながっていく始まりです。
周囲に合わせて抑えていた「ほんとうの自分」が、今、静かに目を覚まそうとしています。
自分らしくあることを、もう一度選びなおす。
そしてその姿のままで、人の役に立てる未来を信じて一歩を踏み出す。
その覚悟とやさしさが、新しい扉を開いていきます。