2025年8月9日16:54頃、水瓶座で満月を迎えます。
★月:水瓶座16度1ハウス、太陽:獅子座16度7ハウスで満月

今回は、個と集団、自己主張と共鳴、そして「守ること」と「つながること」のバランスを問われるような満月です。
「自分の輪郭」と「誰と響き合いたいか」という根源的なテーマです。
★この満月3つのポイント
- 自己防衛と共鳴のバランス
- 自由なつながりの再定義
- 響き合える場所を選ぶ力
この満月の2つのサビアンシンボルは、対照的でありながら、深くつながっています。
★月のサビアンシンボル:水瓶座17度「見張りをしている番犬」

水瓶座の月が象徴するのは、自分の信念や理想を守ろうとする番犬のような姿勢。
社会の流れや他人の期待に流されることなく、「ここは譲れない」という内なる境界線を保つこと。
★太陽のサビアンシンボル:獅子座17度「自由参加の教会聖歌隊」

獅子座の太陽は、肩書きや制度に縛られない自由なつながりを象徴しています。
形式や強制ではなく心で響き合うこと、共に歌い、共に創ることの喜びです。
この満月が問いかけてくるのは、「私は何を守り、誰と響き合いたいのか?」ということ。
その問いに向き合うとき、自分を見失わずに人とつながるという、本質的な在り方が見えてくるかもしれません。
★複合アスペクト:守り・理想・改革の交差点
今回の満月には、惑星同士が幾重にも結びつく特殊なアスペクト(カイト、ミスティックレクタングル、クレイドルなど)が形成されています。
特に印象的なのは、
- 風の星座(双子・天秤・水瓶)によるグランドトラインと、
- それを頂点に結ぶ牡羊座の土星・海王星という現実と理想のクロスポイント。
これにより、自分の内なる理想と、社会の中での役割・責任をどう統合するかという課題が強調されます。
守りすぎて閉じていないか?
夢に逃げすぎていないか?
それとも、何かを越えて「本当に響き合える場所」を探しているのか?
今回の満月では、「個としての確かさ」×「共に在る力」が鍵になります。
孤立でも依存でもない、「信頼で結ばれたネットワーク」が、あなたの新たな土台となっていくでしょう。
内なる番犬の声を無視せずに聞いてあげながらも、あなたの本質に共鳴する人々と、「ともに歌う」ように生きること。
それが、今回の水瓶座満月が私たちに届けているメッセージです。