Mark Edmund Jones マーク・エドモンド・ジョーンズ
A nonvested church choir
「式服を着ていない教会聖歌隊」

Dane Rudhyar ディーン・ルディア
A volunteer church choir singing religious hymns
「賛美歌を歌うボランティアの教会聖歌隊」

獅子座17度「平服の教会聖歌隊」

このサビアンシンボルは、共通の価値や理想を持つ人々が自発的に集まり、それぞれの個性を活かしながら心を合わせることで生まれる一体感を象徴しています。

nonvested

直訳: 式服を身につけていない

意味するところ:教会の儀式や聖歌隊で用いられる正式な衣装を着ていない、という意味です。特別な地位や権威を持つ人々ではなく、日常を生きる普通の人々が共に歌っていることが強調されています。

volunteer

直訳: ボランティア(自発的に参加する)

意味するところ:義務や仕事としてではなく、自分の意思で参加していることを表します。同じ思いや価値を共有する人々が、「ここに加わりたい」という気持ちから集まっていることがポイントです。

hymns

直訳: 賛美歌、聖歌

意味するところ:神や信仰を讃えるために、教会などで人々が共に歌う歌です。このシンボルでは、同じ歌を歌うことが、共通する信念や理想を分かち合い、心を一つにする象徴となっています。

サビアンシンボル獅子座16度の解釈・解説

聖歌隊では、一人ひとりが違う声を持ちながら、周囲の声を聞き、自分の声を重ねることで、一つのハーモニーを生み出します。そこには、自分を消して集団に合わせるのではなく、個性を持ったまま全体と調和するという姿が描かれています。

また、「平服」であり「ボランティア」であることも重要です。決められた役割や権威によって結ばれているのではなく、共通する価値や目的への共感から、自発的に人々が集まっています。人とのつながりは、制度や形式だけではなく、「これを一緒に大切にしたい」という思いからも生まれるのです。

宗教的な情景は、特定の信仰だけを意味するものではありません。共に働くこと、学ぶこと、何かを創ることなど、同じ目的や価値を共有する人々との共同体験も、この象徴に含まれます。自分一人の世界を越えて他者へ関心を広げることで、心が活気づき、自分自身の表現も豊かになっていきます。

一方で、集団とのつながりを求めるあまり、人気や承認を得ることが目的になると、自分の本音を抑えて周囲に合わせてしまうことがあります。大切なのは、誰にでも好かれることではなく、自分が本当に共感できる価値を見極め、その中で自分の声を誠実に響かせることです。

このサビアンシンボルは、自分らしさを保ちながら人と心を響き合わせ、共通する理想の中でより大きな調和を生み出していくことを教えています。

今日のメッセージ

今日は、一人ですべてを抱え込むよりも、誰かと力を合わせることを意識してみましょう。

同じ思いを持つ人と話したり、一緒に何かを進めたり、自分の考えを共有したりすることで、一人では生まれなかった気づきや力が得られるかもしれません。

ただし、誰かとつながるために、自分を小さくしたり、無理に周囲へ合わせたりする必要はありません。

聖歌隊のハーモニーは、全員が同じ声になることで生まれるのではなく、それぞれ異なる声が互いを聴きながら重なり合うことで生まれます。

「この人たちとなら、自分らしくいられる」「この思いなら、一緒に大切にしていきたい」と感じられるつながりを選んでみてください。

自分の声を大切にしながら、誰かの声にも耳を澄ませる。その中から、一人ではつくれなかった豊かな響きが生まれていくでしょう。