Mark Edmund Jones マーク・エドモンド・ジョーンズ
Many little birds on the limb of a large tree
「大きな木の枝にとまるたくさんの小鳥たち」

Dane Rudhyar ディーン・ルディア
Many little birds on a limb of a big tree
「大きな木の枝にとまるたくさんの小鳥たち」

獅子座28度「大きな木の枝にとまるたくさんの小鳥たち」

このサビアンシンボルは、多くのアイデアや可能性が一気に広がる中で、自分が本当に育てたいものへ意識を集中させることを象徴しています。

limb

直訳: 木の太い枝、大枝

意味するところ:limb は人間の「手足」という意味でも使われますが、木について使われる場合は、幹から大きく伸びた枝を指します。ここでは、たくさんの小鳥を支えている安定した土台として、自分を支える価値観や人生の方向性をイメージさせます。

many little birds

直訳: たくさんの小さな鳥たち

意味するところ:一羽ではなく多くの小鳥が集まる情景は、次々と浮かんでくる考え、興味、選択肢、まだ実現されていない可能性を思わせます。小鳥の軽やかさには、停滞から解放され、心が再び自由に動き始める感覚も表れています。

large tree / big tree

直訳: 大きな木

意味するところ:大きな木は、さまざまな方向へ枝を伸ばしながらも、一つの幹と根によって支えられています。可能性がいくつにも広がっているときほど、その根底にある「自分は何を大切にしたいのか」という軸が重要になることを象徴しています。

サビアンシンボル獅子座28度の解釈・解説

この度数では、長い停滞や制限を抜けたあとに、突然視界が開けたように、さまざまなアイデアや可能性が見え始めます。「これもやってみたい」「こんな方向もあるかもしれない」と、世界が急に広がっていくような感覚です。それまで見えなかった選択肢を発見できることには、大きな喜びがあります。

一方で、可能性が多いことは、自由であると同時に混乱も生みます。すべてが魅力的に見えると、一つひとつに反応してしまい、かえって何も形にならないことがあります。ここで必要なのは可能性を否定することではなく、今の自分がどこへエネルギーを注ぐのかを選ぶことです。

大きな木が一本の幹から無数の枝を伸ばしていくように、一見ばらばらに見える興味や才能も、より深いところでは一つの方向性につながっていることがあります。自分の中にあるさまざまな可能性を眺めながら、その根底に共通して流れているものを見つけることで、自分らしい発展の仕方が見えてくるでしょう。

ただ「自分にはこんなに可能性がある」と感じるだけで満足してしまえば、可能性は可能性のままです。本当に大切なのは、その中から一つでも実際に選び、育てていくこと。このサビアンシンボルは、広がる可能性を楽しみながら、自分の軸をもって未来へつながるものを選び取ることを教えています。

今日のメッセージ

今日は、ふと新しいアイデアが浮かんだり、「こんなこともできるかもしれない」と今まで考えていなかった選択肢が見えてきたりするかもしれません。

そんなとき、すぐに一つに決めなくても大丈夫です。まずは、自分の世界が広がっていることを楽しんでみましょう。可能性が見えるということ自体が、意識が次の段階へ動き始めているサインでもあります。

ただ、思いついたものを全部すぐに始めようとすると、エネルギーが散らばってしまいます。気になるものは書き留めておきながら、「今、本当に心が向いているものはどれだろう」と少しだけ立ち止まってみてください。

選ばなかったものを捨てる必要はありません。今育てるものと、いつか育てるものを分けるだけでも十分です。大切なのは、たくさんの可能性に振り回されることではなく、自分自身がその可能性を選ぶ側にいることです。

あなたの未来には、まだ形になっていない枝がたくさんあります。その豊かさを喜びながら、今日はその中の一つに、自分の時間とエネルギーを注いでみましょう。