【サビアンシンボル】乙女座9度「未来派の絵を描く男」

Mark Edmund Jones マーク・エドモンド・ジョーンズ
A man making a futurist drawing
「未来派の絵を描く男」
Dane Rudhyar ディーン・ルディア
AN EXPRESSIONIST PAINTER AT WORK
「制作中の表現主義の画家」
乙女座9度「未来派の絵を描く男」
このサビアンシンボルは、既存の価値観や表現の型から離れ、自分にしかない感覚や視点を、新しい形として表現していくことを象徴しています。
futurist drawing
直訳: 未来派の絵
意味するところ:「未来派」は、従来の芸術や価値観にとらわれず、新しい時代の感覚を表現しようとした芸術運動です。ここでは特定の画風そのものより、まだ一般的ではない発想や、これから生まれてくる可能性を形にしようとする姿勢を象徴しています。
man
直訳: 男
意味するところ:ここでの「男」は性別そのものよりも、自分の意志によって外の世界へ働きかけ、内側にあるものを具体的な形として表現する主体として描かれています。ただ思い描くだけではなく、自分の感覚を実際の作品として外へ出していこうとする能動性を表しています。
expressionist painter at work
直訳: 制作中の表現主義の画家
意味するところ:表現主義は、目に見えるものをそのまま再現するのではなく、感情や内面的な体験を強く表現する芸術です。ここでは、社会から与えられた「正しい見方」より、自分には世界がどう感じられるのかを大切にすることを示しています。
サビアンシンボル乙女座9度の解釈・解説
この度数では、「一般的にはこうするもの」「普通はこう考える」という文化的な基準から少し距離を取り、自分自身の価値観やものの見方を確立しようとします。誰かの正解を上手に再現するのではなく、自分の中から生まれてくるものに形を与えることが求められています。
そのためには、最初から完成された答えを持つ必要はありません。むしろ大切なのは、試してみることです。新しい方法を試し、うまくいかなければ変え、そこからまた別の可能性を探していく。その**「実験」そのものが、これまで使われていなかった創造性や精神の可能性を広げていきます。**
また、自分の中にある違和感や葛藤も、創造の材料になります。周囲に合わせようとして抑えてきた感情や、「本当はこうしたい」という思いを表現することで、それまでの自分自身を越えていくことができます。そして、その独自の表現は、自分だけを解放するのではなく、周囲の人にも「自分の感覚を信じていい」と思わせ、新しい創造性を刺激する可能性があります。
ただし、「人と違わなければならない」と考え始めると、独自性が奇抜さや反抗へと変わってしまいます。本当のオリジナリティとは、意図的に変わったことをすることではありません。自分自身に忠実であった結果として、自然にその人らしいものが生まれてくることです。
このサビアンシンボルは、既存の型に自分を合わせるのではなく、自分の内側から生まれる感覚を信じ、試行錯誤しながら自分だけの表現を形にしていくことを教えています。
今日のメッセージ
今日は、「普通ならこうする」という考えから少し自由になってみましょう。
すでにある正解を探すよりも、自分ならどうしたいのか、自分にはどう見えているのかを大切にしてみてください。
まだ誰もやっていないことや、これまでの自分なら選ばなかった方法に興味を感じるなら、まずは小さく試してみるのもよいでしょう。最初から完璧である必要はありません。
そして、人と違うことそのものを目指す必要もありません。大切なのは、「変わっているかどうか」ではなく、それが本当に自分の内側から生まれたものなのかということです。
あなた自身の感覚を信じて一歩形にしてみることで、今まで気づかなかった可能性が開いていくかもしれません。
