【サビアンシンボル】獅子座2度「おたふく風邪の流行」

Mark Edmund Jones マーク・エドモンド・ジョーンズ
An epidemic of mumps.「おたふく風邪の流行」
Dane Rudhyar ディーン・ルディア
An epidemic of mumps. 「おたふく風邪の流行」
獅子座2度「おたふく風邪の流行」
このサビアンシンボルは、ひとりの内側で起きた感情や危機が、周囲の人々へ次々と伝染していく様子を象徴しています。
An epidemic
→ 伝染病の蔓延、流行、感情や態度が人から人へと広がり、集団全体を巻き込んでいくこと
Mumps
→ おたふく風邪、子どもの時期にかかることの多い病気、目覚めたばかりの自己表現がまだ未成熟で発達の途中にある状態
「流行」は、個人の体験や感情が、本人だけの問題では終わらず、周囲へ広がっていく力を表しています。
喜びや情熱、創造性が人から人へ伝わる一方で、不安や混乱、過剰な自己主張、現実逃避も同じように広がります。
獅子座は、自分という存在を表現し、人生の舞台に立とうとするサインです。
しかし、この度数では、目覚め始めた自己表現の力を、まだ十分に扱いきれていません。
「自分を見てほしい」「認めてほしい」という欲求が強まりすぎると、感情的な言動や大げさな自己演出となり、周囲の人々を巻き込んでいくことがあります。
反対に、自分の存在感や感情を抑え込みすぎると、現実から逃れようとしたり、自分の弱さや欠点の中へ閉じこもったりすることもあります。
ここには、感情を外へまき散らすことと、自分の殻へ逃げ込むことという、二つの極端な反応が描かれています。
象徴に登場するおたふく風邪は、子どもの時期にかかることの多い病気です。
これは、獅子座的な自己表現がまだ精神的に幼く、発達の途中にあることを示しています。
新しい自分を表現し始めたものの、その力をどのように使えばよいのか分からず、周囲の刺激にも敏感になっている状態です。
また、喉や首の周辺が腫れるという特徴は、自分の思いや感情を表現することとも関係しています。
伝えたい気持ちや、認められたい欲求が過剰になると、表現そのものが不自然に膨らんでしまうことがあります。
この度数が求めているのは、自分が周囲へ与えている影響を自覚することです。
ひとりの恐れが場全体を不安にすることもあれば、ひとりの勇気や情熱が、多くの人を動かすこともあります。
大切なのは、周囲から受ける影響にも、自分が発する影響にも敏感でいることです。
その敏感さに振り回されるのではなく、
「これは本当に必要な反応なのだろうか」
「この表現は、現実に役立つものだろうか」
と見極める必要があります。
このシンボルは、感情や自己表現が持つ感染力を理解し、自分の情熱を建設的な形で社会へ広げていくことを教えています。
7月24日 今日のメッセージ
今日は、周囲の感情や雰囲気に影響されやすい日です。
誰かの焦りや不満が、自分の気持ちまで乱してしまうかもしれません。
反対に、あなたの態度や言葉が、周囲の人へ想像以上に大きな影響を与えることもあります。
気持ちが高ぶったときは、その感情をすぐに外へ広げるのではなく、一度立ち止まってみましょう。
「私は今、何に反応しているのだろう」
「本当に伝えたいことは何だろう」
そう自分に問いかけてみてください。
一度、自分の内側を見つめることで、感情的な反応を、意味のある表現へ変えることができます。
自分の中にある情熱を否定する必要はありません。
ただし、注目を集めるために大きく見せるのではなく、誰かを勇気づけたり、場を明るくしたりする方向へ使っていきましょう。
あなたの落ち着きや前向きな姿勢も、周囲へ伝染していきます。
自分は今日、どのような空気を広げたいのか。
それを意識することが、感情の力を建設的に活かす鍵となるでしょう。
